パチンコの釘
 パチンコを打つ上で重要な「釘(くぎ)」。この釘の違いを見分けることができれば、
 勝率がアップさせることができます。つまり釘の配置位置により、台の回転数に違いが
 出てくるのです。
 具体的な釘の調整方法としては、まず、店ごとに釘の配置をいじっていまることを念頭
 に、イベントなどが実施されると、必ず配置を変えるのが、低換金率のお店となります。
 ボーダーラインの数値で換金率と回転数を比べます。
 さらに、もっとも大事なのが、アタッカーやスルー‥、ヘソなど玉がこぼれる周辺箇所
 の釘の配置や向きをチェックする必要があります。特に重要なのが、ヘソ、ヘソに至る
 までのワープ、そして寄り釘となります。ヘソの釘は開けてあるが、寄り釘などでヘソ
 まで至らないように調整してあるホール‥、こうした盤面はどのホールでも簡単に見る
 ことができますので、一度チェックしてみてください。
 “釘が上から見て左”“釘が横から見て右”‥‥ のような表現に、時たま専門誌などで
 ぶち当たった経験のある方も多かろうと思いますが、
 “釘が左向き”であれば、釘のポールが若干左側に倒れているので、玉が釘に当たった
 場合には、釘に反発して右側に転がってゆくことになります。
ボーダーライン
 2.5円、23回転‥‥と、数値の羅列がある表を、専門誌などで見る機会も多いかと思
 いますが、これがボーダーラインで、よく説明に「理論上収支をプラスマイナス0にする
 ために必要となる回転数。それを換金率別に算出したもの」 と、何やらよく理解しづらい
 難解な説明がなされています。 要は、出玉が少ない場合には、その当該機械では、これら
 の回転数値に数回転プラスさせたものが、その当該機種の正しい数値となります。 具体的
 には、
   
 の数値と、
	  
 の数値とを、単純に見比べてもらいますと、換金率4.0円交換の場合、大海 17回:シ
 ャカR 16.7回と、この場合にはシャカRUSH R の仕様の方が優れていると見るこ
 とになります。
 また、各機種のボーダーラインの数値は、いずれもおよそ6時間程度盤面を打った結果を
 元に、数値計算がなされています。
パチンコ各部の名称
 およそ盤面上部に、『ワープ』ゾーンがあります。ここに玉が入りますと、盤面中心部下の
 『ステージ』へ直に玉がワープするように移行します。およそステージの横には『スルー』
 があり、またステージ下には、『スタートチャッカー』(これは別名でヘソといいます)、
 『電チュー』『アタッカー』と続いてゆきます。
 『スタートチャッカー』つまり『ヘソ』とは、ここに玉が入ってデジタル回転が開始されま
 す。『電チュー』とは、ヘソへの入賞割合が高くなる電動チューリップの状態のサポートし
 ていることで、さらに『電サポ』とは、こうしたある特定の状態を表したものです。
 これに対して、『時短』とは、大当たり後に電チューが開く状態で玉の入賞割合を非常に高
 くするものですが、電サポの場合は、電サポつき(orなし)の突確と、ある一定の状態で
 のみ稼動します。
 『スルー』とは、そこを玉が通過しますと、電チュー開放抽選が行われます。ちなみに時短
 とは、電チュー開放抽選の時間短縮機能をいいます。そして『アタッカー』とは、大当たり
 で扉が開き、玉が入ってゆき、賞球を得られる部位をいいます。
パチンコまめ知識
 ○ 潜伏確変
 潜伏確変マークの付いている台。とくに気をつけたいのが、電サポなしの確変の場合、玉が
 減っていくのに確変か通常かが判別しにくい状況なので、途中で打つのを止めてしまう台が
 目立ちますが、潜確の可能性が当然残されているので、演出上などでそれに該当するかをチ
 ェックすることになります。
 ○ ホルコン
 ホールコントロールの略。各店舗に各機の出玉割合を測る機械があり、それを指すことを言い
 ます。それとは別に遠隔操作‥を謳う市販の機械を指すことも一部広告などではありますが、
 一般的に違法かつガセだとされています。
 蛇足ですが、遠隔操作云々を言うのであれば、例えば年末年始や大型連休などのかき入れ時は
 全般的にホールの回収時期と符合することを考えれば、それらの日を避けて打ちに行く‥etc
 と考えた方が、よりベターだといえるでしょう。その他、新装や改装開店時の警察などの行政
 のチェックが入った日は回りが良いとされています。ベストなのは、やはり各店からのメール
 情報から、具体的な機種(あいまいな情報、ただ派手なだけの情報はハズレが多い)のイベン
 ト日が入れば、それら各店を丹念に廻って行くことでしょう。